小学校就学カリキュラム

今、幼稚園や小学校では子ども達の幼小の滑らかな接続が課題となっています。

幼稚園や保育園での年中の頃のお子様の姿と小学校就学時に求められる姿とのギャップは大きく、このギャップについていけない子どももいます。

つるまき幼稚園では、年長の1年間でそのギャップを埋めるための小学校就学カリキュラムを実施しています。

3年間を通して人としての基礎を築き、集団生活にも慣れます。
さらに最後の1年間で、ご家庭にも協力いただいて小学校就学に必要なことを身に付けます。


小学校就学までに出来るようにしてほしい事 (小学校と確認している内容です)


文字については、単純に覚えるのではなく、文字に対する理解を深め、自分の気持ちを文字で表現する喜びを感じ、文字や言葉の面白さが分かるように指導しています。

また数字の概念や簡単な計算については、 春の玉ネギ掘り、夏のきぬさや採り、秋の芋掘り、冬のみかん狩りを通じて楽しく学び、身に付くよう指導しています。

これらを通して、学ぶ楽しさを覚え、自分の考えを持ち自分で行動する、最後まであきらめずに行動することを身に付けます。


小学校との連携

小学校就学に対する子どもの不安や戸惑いを取り除くために、小学校1年生との交流会や小学校1年生からのメッセージボードをいただく等、小学校と連携した企画を実施しています。

また各小学校の先生とは事前に就学児童に関する情報交換を行っており、小学校就学後の育て方についての検討も共同で行います。

場合によっては小学校の先生がつるまき幼稚園に来てお子さんの状況を直接確認したうえで意見交換を行うこともあります。

就学後も必要に応じてつるまき幼稚園の教諭が子どもをフォローする等の活動を行い、責任を持ってひとりひとりを最善の道に導くという信念を貫いています。