どんな時代にも生きてゆけるおおらかな、やさしく元気でたくましい子どもたちに育てる。
どのような環境下に置かれても、自ら考えて行動し、問題を発見し、その問題に柔軟に対応できる人間、問題の解決方法を導き出すことができる人間。
そのようになれる土台をしっかり築いた子どもたちを社会に送り出すことで、より良い世の中、より平和な世の中にしていく。
※一部、ロバート・フルガム『人生に必要な知恵はすべて幼稚園で学んだ』(通称「幼稚園の砂場」)より引用
スポーツ等で不振に陥ったとき、基本に立ち帰る。
人生でも同じ、困難に出くわしたり迷ったりしたときには基本に立ち帰る。
その基本を作ることが大切です。
立ち帰るところを持っている人と持っていない人では大きく差が出ます。
「幼稚園の砂場」もその基本のひとつです。
たくさんいいところを見つけてほめる、いけないことをした時はしっかり叱る、辛い時、不安な時は、抱きしめて「大丈夫だよ」と伝える。
このような園の先生たちとの関わりの中で、子どもたちの心の中に「根拠のない自信」が育ちます。
例えば、「一等だった!」「百点だった!すごいでしょ!」というのは「根拠のある自信」。
そうではなく、人生を歩いている時に何か壁にぶつかり、どうしていいかわからない。
この瞬間に、「自分はもうだめだ」と思うのか、「う~ん、どうしていいかわからないけど、たぶん自分は大丈夫だろう」と思えるのか。
この「自分は大丈夫だろう」と思える心が「根拠のない自信」で、幼少期に育ちます。
「自分の身体は自分が守る」
五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を鋭敏にして、危険から自分の身を守るようにする。
昭和46年4月につるまき幼稚園を設立した原政吉の教えは、現在でも受け継がれています。
①私たちは、子ども達が安心して過ごせる環境づくりに努めます。
当園はアットホームな雰囲気が特色のひとつです。
この特色を大切にし、すべての子どもに愛情を注ぎ、すべての子どもの気持ちに寄り添う保育を実践します。
②私たちは、子どもの『不思議と思う気持ち』を大事に育てます。
子ども達は、自分で伸びようとする芽を持っています。
私たちは、毎日の遊びと生活を通じて、子ども達"自らの気づき"による"伸びる芽"の育みを支援していきます。
③私たちは、子ども達の素直で自由な表現力を見守り、自信を育てる保育を行います。
体験から得た子ども達の素直な気持ちや感動を、描いたり、作ったり、歌ったり、などの様々な表現活動へと導き、成果を認めることで、一人一人の自信と個性を育みます。
④私たちは、"見守る→見出す→誉める→伸ばす" 4つの過程を大切に保育を行います。
子ども達の豊かな成長のためには、保育者の見守りと正しい指導が必要です。
私たちは子ども達の個性と成長段階を把握し、長所を誉めて伸ばす過程を大切にします。
⑤私たちは、身近な自然や季節の移り変わりを、最高の情操教材として活用します。
農園活動や草花の栽培、季節感あふれる行事などを保育に取り入れ、自然環境への親しみの心を育み、子ども達の感性を豊かに育みます。
⑥私たちは、家庭との連携を深め、保護者の方の育児を親身になって応援します。
ご家庭での愛情と育児への理解なしで、健全な保育はできません。
私たちはご家庭との連絡と連携を密にして、家庭と園の両輪による保育を親身になって行います。
⑦私たちは、働くお母さんお父さんが、安心して預けられる保育環境を実現します。
現代において、安心して任せられる子育て支援は、私たち幼稚園の責務と考えます。
私たちは、完全給食や預かり保育、子育て相談などを通じて、働くご両親を応援していきます。
⑧私たちは、指導力向上のために常に自己研鑽に励み、成果を毎日の保育に活かします。
保育指導は、目標と計画に基づいて、綿密に行います。
そのため、私たちは定期的に園内外での研修や勉強会により能力開発を行い、毎日の保育に活かしていきます。
⑨私たちは、施設や設備の清潔で安全な環境維持に努め、明るい環境づくりに努めます。
施設環境の整理整頓と衛生管理に留意し、また、安全基準を満たした遊具を導入するなど、保育環境の安全管理にも配慮。
快適で安全な保育環境の維持に務めます。